ドッグトレーナーの需要はどれくらいある?

高校卒業後の進路として、仕事としてドッグトレーナーの道を考えた時に、将来性ももちろん大切な事です。

 

以前は、ドッグトレーナーという資格を仕事にして自立するには、警察犬の訓練所や民間の訓練所への就職が主流でしたが、最近はその流れも大きく変わってきています。

 

幼犬期のしつけの重要性

欧米では、犬を飼う場合、生後半年までは、パピースクールへ通ったり、子犬専門のしつけ教室に通うことが一般的です。

 

日本でも「犬の幼稚園」「犬の保育園」「子犬のデイサービス」と様々な名称の元、新しいサービスが増えてきています。

 

このようなサービスが増えた背景には、犬と共に旅行や外出をする機会が増え、犬の同伴が可能な施設が増えてきたこともあるでしょう。

 

社会性がなく、他犬や人に吠えてしまう、おびえてしまう事がないように、子犬のうちから犬慣れ、人慣れのトレーニングをしてゆこうという飼い主の意識の変化もみられます。

 

このような背景から、ドッグトレーニングの分野では、「家庭犬」のしつけ、トレーニングが出来るトレーナーのニーズが高まっています。

 

どのようなトレーニングが求められるのか

家庭犬のトレーニングの場合、高度な芸や俊敏な動きを犬に求めるトレーニングは必要ありません。

 

・共に家に中で暮らすに当たり、来客や玄関チャイムに吠えないようにトレーニングをする
・噛みついたり、吠えたりという問題行動を起こさない
・散歩の時に他犬を威嚇したり、吠えたりしない
・家族以外の人とも友好的に接する事が出来る
などのトレーニングをしてゆきます。

 

需要と供給のミスマッチ

社会的に、犬のトレーニングの必要性が認められてきていることで、ドッグトレーナーの需要は高まりを見せていて、今後も継続的に続くと思われます。

 

しかし、ドッグトレーナーとして活躍し、継続的に仕事を続けてゆける人はわずかな数です。

 

それは、飼い主とドッグトレーナーとのミスマッチが起こっているからです。

 

子犬はペットショップから購入する、ペットショップや動物病院にトリミング施設を併設していることは多いものの、トレーニング施設を併設しているところは少ないものです。

 

犬の問題行動に悩んだ飼い主がペットショップや動物病院へ相談をしても、なかなか提携先のトレーナーが居ない事から紹介も難しい。

 

このような場合、飼い主が自らドッグトレーナーと探さなければなりません。

 

ドッグトレーナーを依頼する場合、自宅への訪問等も生じる上に、費用も高額なイメージが強いことから、なかなか依頼に結びつかない場合が多いようです。

 

ドッグトレーナーのニーズは今までにないほどの高まりを見せています。

 

ドッグトレーナーとして活躍を希望するのであれば、自ら積極的に行動をし、トリミングショップ、動物病院、ペットショップなどへ顧客紹介の依頼やイベント開催などの提案をし、仕事の幅を広げてゆく努力が必要といえるでしょう。